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電子一個の動きを計測する感度数万倍の電流計の実験成功

■NTTなどが、電流を構成する電子一個ずつの動きをとらえる
「窮極の電流計」の実験に成功した
(060616付け、サイエンス誌)。
■従来の最も鋭敏な電流計の数万倍程度の性能。
■電子10個ほどが入る電子のたまり場を二つ用意し、
その状態を継続的に調べることで、
電子の動きを一個ずつとらえることができた。

■【コメント】
電子一個ずつの制御が次世代技術の中核となると考えられている。


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71年前のアインシュタインらのEPR論文は最も賞味期間が長い

■アインシュタインが1935年に書いた
「量子力学による自然の記述を完全と考えることができるか?」
という論文(3人の共著者の頭文字で、EPR論文と呼ばれる)が、
物理学でもっとも賞味期間が長い論文と分かった。
■ボストン大のレドナー教授らが、
1893年のフィジカルレビュー誌の創刊号から
110年分の引用論文を調べて、
発表から何年たっているかの平均値を計算した。
上記論文は平均59.6年。
■この論文は「量子力学に従うものは、
いくら遠く離れていても分離できず相関関係を持つ」という
「非局所性」または「量子もつれ(エンタングルメント)」の性質を
持つことを指摘して批判した。
■これが80年代に実験で確かめられ、
そこから量子暗号や、
量子コンピューターへの道が開かれることが分かった。
■先端技術のエッセンスがここにあった(朝日新聞060616)。

■【コメント】
アインシュタインは、
量子力学を批判するためにこれを書いたのだが、
洞察した内容は正しかった。
感情より知性が正しかったという一例である。

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